Aさんは、2007年3月に事故で脊椎損傷し、首から下は全く動かす事ができず、
全介助が必要な寝たきりの生活になる。 本人はもちろん介護者にとっても
毎日の着替えやおむつ交換などに大変な思いをされている時、福祉会館で
《布の部屋・ボビン》の存在を知り、7月に電話で相談され数日後に自宅に
伺うことになりました。
まず始めは日々の着替えが楽になるように、シャツとズボンのリフォームを
頼まれました。 ★既製のシャツは襟元から肩袖口までを開き、着脱が
ゆったり楽に(写真1) ★市販のズボンはウエストから股下までを全開
できる様にコイルファスナーを使ってリフォームしました(写真2)
『介護者の奥様やヘルパーさんからの声』
とにかく、衣服の開きが広くなった分、着替えが楽になり、本人も窮屈な思いを
せず無理なく手足が通せ、短時間で着替え出来る様になり介護されるご本人の
介護者への気づかいが軽減され、多少の余裕を持つ事ができました。
写真1
写真2
[2008年09月01日更新]